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マグネットホックの種類と取り付け方を徹底解説|レザークラフト基本テクニック

基本テクニック
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  1. マグネットホックとは?初心者でも使いやすい理由
    1. マグネットホックの特徴と仕組み
    2. レザークラフトで使うメリット
  2. マグネットホックの注意点|耐久性と磁力の影響に注意
    1. 負荷のかかる使い方はNG
    2. 素材による磁力への影響とは?
  3. マグネットホックの種類と選び方|割足・カシメ・隠しタイプの違い
    1. 割足式マグネットホックの特徴
      1. 薄型タイプ(おすすめ)
      2. 通常タイプ
      3. ミニタイプ
    2. カシメ式マグネットホックの特徴
      1. 片面カシメタイプ
      2. ダブルカシメタイプ
    3. 隠しマグネットホックの特徴と取り付けの工夫
  4. マグネットホックの取り付けに必要な道具
    1. 共通して使える道具一覧
      1. デザインナイフ(刃先が細いもの)
      2. 金属板(割足を曲げるとき便利)
      3. ハトメ抜き(12号がおすすめ)
    2. カシメ式で必要な道具
      1. カシメ打ち具(ばねホック打ちの凹側)
      2. オールマイティプレート(カシメサイズに合ったもの)
  5. 【割足式】マグネットホックの取り付け方|写真付きで解説
  6. 手順
      1. 割足位置の目印を付ける。
      2. ハトメ抜きで中心に穴をあける
      3. 革に切り込みを入れる。
      4. ホックを差し込む
      5. プレートを通す
      6. 割足を折り曲げて固定する
      7. 反対側も同様に取り付け
  7. 【片面カシメ式】マグネットホックの取り付け方|必要な工具とコツ
    1. ⚠️工具についての注意点
    2. カシメの取り付け手順
      1. 穴をあける
      2. カシメの足を通す。
      3. カシメをはめる
      4. 打ち具で固定する
      5. \完成!/
  8. まとめ|マグネットホックで作品の完成度をアップしよう
    1. 関連

マグネットホックとは?初心者でも使いやすい理由

マグネットホックの特徴と仕組み

マグネットホックは、磁力で開閉するホック金具です。
パチっと合わせるだけで簡単に留められるため初心者でも使いやすく、革小物にもよく使われています。

専用の打ち具が不要なタイプも多く、レザークラフトを始めたばかりの方にもおすすめ

革の裏側に金具を隠せるタイプを使えば仕上がりがスタイリッシュになり、作品のデザイン性もアップします。

レザークラフトで使うメリット

取り付けが簡単:専用工具が不要なタイプもあり、初心者にも安心。
使いやすい:ボタンやスナップより開け閉めがスムーズ。
見た目がスマート:薄型で目立ちにくく、デザイン性を損ねません。

マグネットホックの注意点|耐久性と磁力の影響に注意

負荷のかかる使い方はNG

マグネットホックは強力な磁力がありますが、耐荷重には限界があります
強く引っ張られる部分や重たいパーツには不向きです。
負荷が集中するとホックや革が傷むことがあります。

素材による磁力への影響とは?

一部の革や芯材には磁力を妨げる成分が含まれていることがあり、ホックの力が弱く感じる場合があります。
周囲の素材との相性にも気をつけましょう。

マグネットホックの種類と選び方|割足・カシメ・隠しタイプの違い

割足式マグネットホックの特徴

ホックの足が2本に割れていて、革に差し込んで折り曲げて固定するタイプ。
定番の形式でサイズや種類も豊富です。

おすすめは薄型タイプ。

薄型タイプ(おすすめ)

通常タイプ

ミニタイプ

カシメ式マグネットホックの特徴

オス側にマグネット、メス側にカシメが付いており、カシメで革を挟んで固定するタイプです。

• 片面カシメタイプ(片方は割足)
• ダブルカシメタイプ(両側ともカシメ)

カシメ側の取り付けにはカシメ打ち具と打ち台が必要です。

片面カシメタイプ

ダブルカシメタイプ

隠しマグネットホックの特徴と取り付けの工夫

革の内側に埋め込んで使用するタイプ
表面にホックが出ないため、見た目をスッキリ仕上げたいときに最適です。

• 外観を崩したくないデザイン向け
• 出っ張りがないため破損リスクが少なく、耐久性も高め

▶️ 参考:フェニックスさんの丁寧な取り付け解説もおすすめ

マグネットホックの取り付けに必要な道具

共通して使える道具一覧

デザインナイフ(刃先が細いもの)

金属板(割足を曲げるとき便利)

硬めの素材であればなんでも代用可能。
割足を曲げる際にあると便利です。
あとに紹介する、カシメを取り付ける金属製のオールマイティプレートも使えます。

ハトメ抜き(12号がおすすめ)

ハトメ抜きのサイズをまとめた記事はこちら。

カシメ式で必要な道具

カシメ打ち具(ばねホック打ちの凹側)

オールマイティプレート(カシメサイズに合ったもの)

使用するカシメの大きさに合った受けがあればそちらを代用してみてください。

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【割足式】マグネットホックの取り付け方|写真付きで解説

今回使用するのはスタンダードな割足式マグネットホックです。
取り付け方はとてもシンプルなので、初めての方でも安心です。

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手順

割足位置の目印を付ける。

マグネットホックの足を革に軽く押し当てて、切り込みを入れる位置をマーキングします。

ハトメ抜きで中心に穴をあける

マグネットホックの裏面はネジで少し出っ張っていることがあり、そのまま取り付けると浮いてしまうことも。
中心にハトメ抜き(12号)で穴をあけておくと、スッキリ収まりやすくなります。

革に切り込みを入れる。

先ほどマーキングした場所にデザインナイフなどで2か所、切り込みを入れます。

ホックを差し込む

マグネットホックの割足を切り込みに差し込んで革を貫通させ、裏面に足を出します。

プレートを通す

付属の固定プレートを革の裏側から割足に通します。

割足を折り曲げて固定する

金属製の板や工具の背など、硬めの素材を使ってゆっくりと割足を根元から折り曲げて固定します。
※このとき、足が浮かないようしっかり根元を押さえましょう。

※写真ではファスナー調節工具の受け金具を使用しています。

反対側も同様に取り付け

もう一方のホックも同じ手順で取り付けます。

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【片面カシメ式】マグネットホックの取り付け方|必要な工具とコツ

ここでは、「片面カシメ式マグネットホック(φ12mm)」を使って取り付ける方法をご紹介します。
※割足側の取り付け方法は、先ほどの手順と同様です。

⚠️工具についての注意点

カシメ側を取り付けるにはカシメのサイズに合った打ち具が必要です。
事前に確認しておきましょう。

カシメの取り付け手順

穴をあける

ハトメ抜き12号を使い、ホックの足が通る穴を革に開けます。

カシメの足を通す。

マグネット側の足を、革の裏側から開けた穴に通します。

カシメをはめる

革の表側から、足にカシメをはめてセットします。

打ち具で固定する

カシメ側を打ち台に乗せ、マグネットホックの凸部分がホック打ちの凹側にフィットするように打ち具を当てて固定します。

\完成!/

割足タイプとはまた違った、スマートな仕上がりになります。

まとめ|マグネットホックで作品の完成度をアップしよう

マグネットホックは、取り付けが簡単で使いやすく、見た目もスマート
レザークラフト初心者でも気軽に取り入れられる金具です。

• 割足式は工具なしでもOK&初心者向け
• カシメ式はしっかり固定できて高級感のある仕上がり
• 隠しタイプならスタイリッシュで作品の完成度アップ

革との相性も良いので、ぜひこの機会にマグネットホックを使ってみてください!
きっと作品の幅が広がってより魅力的なものづくりが楽しめると思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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