あると便利!ストラップカッターの使い方|レザークラフト基本スキル

基本テクニック

レザークラフトで使用するストラップカッターとは一定の厚みでストラップ状に革を切り出す工具のことを言います。

ストラップカッターを使用すれば様々な幅のストラップを短時間で量産することが可能です。

使用する工具と作業手順をご紹介していきます。

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使用工具

必要に応じて今回ご紹介する工具以外も使用するかもしれませんが、今回はメインの4種の工具と1種の材料をご紹介します。

ストラップカッター

革を任意の幅で切り出す工具です。
替え刃があるので刃を研ぐ必要はありません。
少しサイズが大きいので収納スペースの確保に苦労する点がデメリットかもしれません。

定規・革包丁

ストラップカッターを使用する前に革を直線に裁断するのに使用します。

画像の定規は30㎝の物ですが、もう少し長い定規があると便利かもしれません。

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トコプロ・ガラス板

トコ面を磨くのに使用します。

トコプロを伸ばすために使用する工具として、ガラス板の代わりにヘラを使用してもいいかもしれません。

ストラップカッターの使い方

トコ面磨き

裁断をする前にトコプロとガラス板でトコ面を磨いておきます。
※切り出したあとに磨くのはかなり手間がかかるので裁断前に磨いておくのがおすすめです。

裁断準備

事前に裁断部分を直線にカットしておきます。

今回はネックストラップの長さに切り出すため、100㎝の長さ分直線に裁断しました。

ストラップカッターの調整

まずは各ネジを緩めて切り出したい幅のサイズにメモリを使って調整します。

今回は1㎝幅にセットします。

幅を合わせたらヘッドのネジで固定します。

裁断

事前に直線に裁断した革の端にストラップカッターの持ち手を沿わせて刃を入れていきます。

カットする際は机の端に沿って革を固定すると撓むことなく切り出すことができます。

裁断完了

ストラップカッターを使用すればこのような革の帯を短時間で切り出すことが可能です。

もちろんストラップカッターを使わなくても直線に裁断することは可能なのでストラップを多用する場合に使用を検討してみてください。

作品例

私はこのようなIDケースホルダーを作成するときに使用しています。

ストラップカッターを導入するまではネックストラップを作成するのに一番時間がかかっていました。

まとめ

ストラップカッターはレザークラフトの中でも使用頻度を考えると少々割高な工具だと思います。

もちろん使用するととてもきれいな直線の革帯を作成することができますが、必須の工具ではない為、資金に余力があるか、ストラップを多く使用される方にお勧めの工具です。

必要に応じて使用をご検討下さい!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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