カシメを選ぶ際、メーカー、種類、打ち具…と、どれを購入すればよいか迷うことがあると思います。
私自身、購入してからサイズやメーカー、対応打ち具選びの失敗に気付くこともありました。
自身の覚書きとして、クラフト社と協進エルが製造している両面カシメの情報をまとめていきます。
今回ご紹介する両面カシメの色は本金に絞ってまとめております。
ゴールド色カシメと比べて価格がかなり高いですが、本物の金をメッキとして使用している為、褪色し難いのが特徴です。
他の色味に関してはページを分けて整理しております。
クラフト社 両面カシメ 本金
クラフト社が製造しているカシメの大きさは小 (φ6) ・中 (φ9) ・大 (φ12)の3種類。
クラフト社 万能打ち台
対応しているカシメの直径
左から15 mm、13 mm、12 mm、10 mm、6 mm
これ一個あれば6種類の大きさのカシメを取り付けることが可能です。
クラフト社 小
2023年1月時点でクラフト社の両面カシメ「小」は足長の1種類のみ確認できました。
「並足」サイズは一時的に在庫が切れているだけかもしれないので定期的に確認してみます。
もし販売しているところをご存知でしたらお教えください!
2社ともカシメ頭の直径がφ6となっており、カシメ打ち「小」は他メーカーのカシメにも相互使用が可能です。
クラフト社 中
クラフト社の両面カシメ「中」は並足と足長で2種類製造されています。
足の長さが並足と長足で3mm違うので革の厚みも広く対応できるのかなと思います。
2社ともカシメ頭の直径がφ9となっており、カシメ打ち「中」は他メーカーのカシメにも相互使用が可能です。
クラフト社 大
両面カシメ大の足の長さは一種類のみ。
両面カシメ大を使用する場面はあまり多くないことから、規格も絞られているのかなと思います。
クラフト社と協進エルの2社がカシメ頭の直径がφ12となっており、カシメ打ち「大」は協進エルのカシメにも相互使用が可能です。
協進エル 両面カシメ 本金
カシメの大きさはミニ(φ3.5)・小 (φ6) ・中 (φ9) の3種類。
協進エル 万能打ち台
協進エルも万能打ち台を製造しています。
協進エル ミニ
このサイズの両面カシメは協進エルのみ製造しています。
最も小さいサイズのカシメとなっており、このサイズのカシメは3社では協進エル1択となります。
足の長さは1種類のみ。
カシメ打ちは「ミニ」サイズ専用のものが必要となります。
協進エル 小
クラフト社同様、足の長さは2種類の規格が用意されています。
クラフト社との違いは長足タイプの足の長さで、並足よりも2mm長くなっています。
2社ともカシメ頭の直径がφ6となっており、カシメ打ち「小」は他メーカーのカシメにも相互使用が可能です。
協進エル 中
協進エルの両面カシメ「中」は2種類準備されています。
足の長さ「8mm」は協進エルのみの規格となります。
2社ともカシメ頭の直径がφ9となっており、カシメ打ち「中」は他メーカーのカシメにも相互使用が可能です。
まとめ
今回はクラフト社と協進エルのカシメをまとめてみました。
重複する規格もありましたが、片方にしかない規格もあるので作成する作品に合わせて様々な選択が可能です。
他にはインポートの物もあり安価に購入することができますが、打ち留めの安定性の面から上記2社のカシメを使用することが無難ではないかなと思います。
本金色以外のカシメに関してもまとめておりますのでご参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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